疲労回復に交互浴 効果と注意点とは? | プエラリアミリフィカ.com






疲労回復に交互浴 効果と注意点とは?

周知のとおり、入浴はただ単に体を清潔に保つだけでなく、一日の疲れを癒し健康を維持する効能を持っています。

 

ですが、毎日行うこと故に、単なるルーティンワークのようにただただこなしているだけの人も多いのではないでしょうか。

 

実は入浴は、入り方次第で何倍にも効果を上げることができるのです。

 

交互浴って何?

疲労回復に特に効果が高いとして注目を浴びているのが、ここで取り上げる交互浴です。

 

交互浴とは、温冷交互浴、温冷交代浴とも呼ばれ、その名の通り温かいお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法の事をいいます。

 

スポーツなどハードな動きによる筋肉疲労の回復に特に効果が高く、交互浴を摂り入れているスポーツ選手も多いようです。

 

スーパー銭湯などのサウナには近くに必ず冷水が使える場所がありますよね。サウナの入り方にもいくつか種類がありますが、その一つとして温冷交代浴があります。

 

90~100℃のサウナに8~10分ほど入り、その後冷水シャワーを浴びたり水風呂に入ったりして、それを何度か繰り返す方法です。

 

温水と冷水による交互浴も、理屈はサウナと同様です。

 

なぜ交互浴が疲労回復に効くの?

温冷交互浴は、体は温まるけれど汗をかきにくいために湯冷めをしにくい、つまり体がお湯によって温まった状態を長時間キープできるという優れた入浴法です。

 

冷水を浴びるのに体温を維持できるというのは、なぜなのでしょうか?

 

まず、温かいお風呂に入ると、毛細血管が広がって血流が良くなります。

 

これは体温が上昇しすぎるのを防ぐために、熱を逃がそうとして起こる現象です。

 

反対に、冷たい水を浴びると毛細血管が縮まって、熱が体から放出されないようにします。

 

これを交互に繰り返すことによって、毛細血管がちょうどポンプのように伸縮して血液を末端まで押し出します。

 

すると、温水に漬かっているときだけよりも全身の血のめぐりが良くなり、疲労回復も早まるというしくみです。

 

交互浴の様々な効能

交互浴は血行促進に効果があると上述しましたが、血行が良くなることによって疲労回復に効くばかりでなく、冷え性やむくみの改善も期待できます。

 

冷えは万病の元と言われますから、これを改善することによって生活習慣病など様々な病気の予防にもつながると考えられますし、むくみは下半身太りの大きな原因ですので、これを改善することでダイエットへの効果も見込めます。

 

一方、体温が上がると免疫力が上昇しますので、風邪やインフルエンザへの抵抗力も高まり、ひいてはがん予防にもつながります。

 

他にも、温冷交互浴は自律神経を整えるのに役立つとされています。

 

これは、温かいお湯で副交感神経(緊張をほぐしリラックスさせる神経)を、冷たい水で交感神経(興奮させ活力を作る神経)を刺激することで、自律神経のバランスを整える効果があるとするもの。

 

また、血行が良くなることで美肌効果も期待できますし、交互浴は実に様々な体に嬉しい効能を持っているのです。

 

交互浴の入浴方法

温冷交互浴にはいろいろな入浴方法がありますが、基本的なものをご紹介します。

 

まずは約3分、40~42℃くらいの熱めのお湯に漬かります。

 

浴槽から出て冷水を手や足などの心臓から離れた部分に約10秒間ずつかけます。(3~4回行います。)

 

その後約1分熱い湯船に漬かります。

 

これを5~10回ほど繰り返し行います。

 

なるべく心臓に負担を掛けたくないので、熱いお湯に漬かる時は半身浴や腰浴にしても良いでしょう。

 

水浴で終わると、体温を保ったまま汗を引かせることができ、とてもさわやかです。

 

慣れないうちは温で始まり温で終わっても良いですが、できれば冷で終わった方が効果を実感できます。

 

体が慣れてきたら、冷から始めても良いでしょう。血管は一度細くなってからの方が開きやすいので、冷から始めた方が効率よく血流が良くなるそうです。

 

温冷の温度差は30度くらいが目安です。

 

冬場と夏場で温度を変えて、体があまり驚きすぎない温度を心がけましょう。

交互浴を行う際に注意したいこと

温冷交互浴は、疲労回復、特に筋肉痛などのハードな運動後の回復に効果的な入浴法です。

 

一方で、体に負担が掛かる入浴法でもあります。

 

高血圧や心臓などに持病を持っている人はもちろん、風邪をひいて発熱をしていたりして体調がすぐれない場合、ケガなどで炎症を起こしている場合などは控えましょう。

 

薬を服用している場合も、行って問題がないかどうか医師に相談しましょう。

 

また、持病などはないけれど自分の体が温冷交互浴に向いているかどうか不安がある場合は、全身ではなくまずは手や足などの部分浴から始めることをおすすめします。

 

まとめ

温冷交互浴は疲労回復、冷え性やむくみの改善、免疫力の上昇、自律神経のバランスを整える、といった様々な効能が期待できる優れた入浴方法です。

 

しかし、少なからず体に負担をかけるものですので、体調と相談しながら行うようにしましょう。